Canine Wellness Clubのホリスティックオーラルヘルスケア

Anesthesia-free teeth cleaningの先駆者 USA コロラド州公認 Well Animal Institute の確かな技術と知識を日本国内で提供できるのはCanine Wellness Clubだけです。
デンタルケサービスを提供しているサロンは国内に多数ありますが、全ての施術者のクオリティは同じでしょうか?答えはNoです!現在、デンタルケアサービスを提供している施術者の殆どがコロラド州WAIとは関係ない日本国内の民間講座を修了した方々で、考え方や施術方法もWAIとは全く異なります。また、Canine Wellness Clubのスケーリングテクニックは千葉県中央家畜保健衛生所様に獣医事・薬事法に抵触していないと判断して頂いております。

Canine Wellness Clubではウエルネスを目的とした健康維持・増進のためのデンタルケアを推奨しており、獣医師による麻酔科での超音波治療の代替療法ではありません。歯周病が進行し麻酔下での超音波治療の必要な子は施術できません。超高齢犬、超肥満、心臓・腎臓・肝臓などの内臓疾患、頚椎や腰椎などに異常がある子、特異体質や持病のある子は必ず獣医師にご相談の上、お越し下さい。

Canine Wellness Clubのホリスティックオーラルヘルスケアの特徴

Canine Wellness Clubのホリスティックオーラルヘルスケアは、犬の生体、行動学を熟知した認定動物看護士が口腔ケアを行います。

歯から1本1本丁寧に歯石を除去し、歯の表面はもちろん、奥歯、歯の内側、ガムラインに付着した歯垢・歯石まで綺麗にします。その犬その様子を見ながら、体調に合わせてスケーリングを進めるので、心臓や腎臓などの内臓疾患のある犬、シニア犬にも行うことができます。また、CWCのホリスティックオーラルヘルスケアは1頭1頭その子と向き合って施術を行うので、集中力と体力が必要になります。1人の施術者がケアできる頭数は1日平均5~6頭で、最大でも7~8頭です。もし、1人の施術者がそれ以上の頭数を行っているとすれば、それは奥歯や内側までケアしていなかったり、いい加減な施術をしている可能性があります。CWCでは激しく嫌がる、著しく歯が揺れているなどで施術ができなかった場合も詳細に説明させて頂きます。

ホリスティックオーラルヘルスケアの流れ

STEP1

飼い主様から話をお伺いしながらその子の健康状態、性格、歯垢・歯石がどのくらいた溜まっているかなど確認し、飼い主様と一緒に今後の方針を決定します。
(病院での治療が必要なのか、麻酔科での施術が適しているのか、どれくらいの期間が必要なのか、1回の施術で終了するかなど)

初回時には施術前にカウンセリングを行います。 カウンセリングにはお時間が10分~15分掛かります。また、その子の詳しい生活習慣などをお伺いするため、代理の方やお子様だけでのご来店はお控えください。

完璧に歯磨きをしていれば歯垢・歯石は付きません。しかし犬の歯磨きを完璧にすることは至難の業です。できるだけ歯垢・歯石を付き難くするには歯磨きだけではなく生活習慣が深く関わってきます。生活習慣を改善しなければ、歯石を除去しても、また直ぐに歯石が付くという悪循環を繰り返す可能性があります。

 

SETP2

緊張し過ぎていないかその子の様子を観察し、リラックスするように話しかけながらタッチケアを行い、落ち着くのを待ってからスケーリングを開始します。

Canine Wellness Club でのホリスティックオーラルヘルスケアの施術は、犬をバスタオルでくるみ動かないように固定します。膝蓋骨脱臼を起こしやすい小型犬の後脚をサポートする役割を果たします。

またバスタオルでくるむことは拘束ではなく、犬の不安を軽減、やわらげるために取り入れています。人間の赤ちゃんをくるむ「おひな巻き」と同じ考え方です。
小型犬ではスリングに入って抱っこされるのが好きな子が非常に多いです。人が布団にくるまると安心感があります。布が肌に密着することで人にタイトハグされているような感覚になると考えられます。
アメリカで考案された有名なタッチケアでも取り入れられている手法です。

スケーリングのために人の手で無理やり押さえつけると圧がかかって重く苦しくなったり、人を恐れたり、人の手を噛んだりすることを助長させてしまう可能性があります。

 

STEP3

リラックス作用のあるボタニカルエッセンスを使用し、犬を落ち着かせます。次に抗菌作用のある洗口液で口腔内を洗浄後、歯石軟化作用のある量子イオンウォーターを塗布しハンドスケーラーとカンシを使って無麻酔で歯垢・歯石を除去します。口腔内の歯垢・歯石以外の異物(被毛、おもちゃなどの破片、食べかす、草や木片など)も取り除いていきます。

特に短毛種でアレルギーのある子などは、自分の身体をよく舐めるため、前歯と歯肉の間にたくさんの毛が詰まっていることがあります。そのままにしておくと口臭の原因となることがあります。

Canine Wellness Clubのホリスティックオーラルヘルスケアは単に歯の表面の歯石を除去するだけではなく口腔内を正常な環境に近づけるため丁寧かつスピーディーに口腔内の汚れを取り去るよう努めています。

またCanine Wellness Club では使用器具の消毒を徹底しています、歯ブラシ・手袋は毎回交換し、スケーラーなども殺菌処理をします。徹底した消毒がされていない器具でのケアは口内の感染症や潰瘍形成の原因となる場合があります。

施術中は犬が落ち着くようにペットのためのヒーリングミュージックを流して緊張を解しています。

 

STEP4

天然由来成分からできた抗菌作用、抗炎症作用、鎮静作用、免疫促進作用のある口腔ケアジェルを塗布しアフターケアを行います。ジェルを塗布する際は、歯ブラシを使用し歯肉のマッサージを行います。口臭の軽減と歯肉の血流促進も期待できます。

その後、ポリッシング仕上げをします。スケーリング後の表面は外見上は綺麗になっていますが、顕微鏡で拡大するとまだキレイに歯石が取れていなかったり、歯の表面がザラザラしていて返って歯石が溜まりやすい状態になっています。
そのため研磨剤を使って、すみずみまで歯石を落とすと同時にスケーラーで傷をつけた歯の表面を整え歯石を付き難くします。

またスケーリングで緊張した身体と心をほぐすためタッチケアをしたり、リフレッシュ効果のあるボタニカルエッセンスを使用しています。

 

STEP5

次回のサロンケアまでの間、その子の性格やお口の状態を考慮したお家でできるホームケアの話をさせて頂きます。
また、同時にデンタルケアにつていの疑問やお悩みをお伺いし、飼主様の負担を減らせるようアドバイスさせて頂いています。

歯周病の予防に大切なのはプラークコントロールです。サロンケアだけではプラークコントロールはできません。プラークコントロールは飼い主さんができる唯一の予防及び治療法です。

 

☆プラークコントロールとは

齲蝕や歯周病の予防のためには、原因であるプラーク(歯垢)をゼロに出来ればよいのですが、これは不可能です。そこでプラークの増殖を抑制し、自分の体(歯や歯肉)に悪影響を及ぼさない程度にいつもコントロールしておくことが必要です。つまり歯ブラシなどの清掃用具により、細菌の量を減らす”プラークコントロール”が最も大切な予防法です。

 

他にも・・・

Canine Wellness Clubでは、デンタルケアだけに留まらず、しつけ方やフードの選び方、生活習慣、生活環境についてもアドバイスもさせていただいております。
(歯磨きはしつけの延長線上にあります。しつけを無視しては上手な歯磨きの成功へは結びつきません。)
生活習慣や生活環境も犬の健康維持や問題行動に深く関わっています、これらを飼い主様と一緒に共有し、愛犬のQOLを向上させ快適な日々を過ごせるようにお手伝いさせていただきます。

 

ホリスティックオーラルヘルスケアの施術料金・施術時間

施術時間

施術時間 120分(カウンセリング及び施術後の説明を含むお預かり時間です。)

施術料金

  • 初回 22,000円 [税込]
  • 1年以内の再来 8,800円 [税込]    ☆再来施術料金改定のお知らせ 2023年1月より 9,900円に改定致します。

    ご予約は各提携店舗で受付しています。

ホリスティックオーラルヘルスケアを行う際の注意事項

・犬との良い関係を作りながら無理なく丁寧に施術を行うので、施術時間は各犬につき2時間程度になります。それ以上の時間は犬に負担を掛けるのでその日は施術を行いません。完全にスケーリングが終了しなかった場合は後日、残った箇所のスケーリングを行います。(料金は別途必要になります。)

・噛み癖のある子、激しく抵抗する子、口を触られるのを激しく嫌がる子には施術できません。

・揺れている歯、歯肉の炎症が著しいなど治療を必要とする場合は施術できません。

・犬の性格、歯石の状態、歯肉の炎症度合などにより1回で施術が終わらない場合があります。

・重篤な病気を患っている、チアノーゼになりやすい、ショック状態になりやすいなど高リスクの持病のある子には 
施術できません。

・抗生物質を長期服用している子は施術できません。

・ヘルニア・股関節脱臼などの関節障害、膝・足首・腰・足を最近痛めたなど、身体に異常があるときは必ずお申し
出ください。

・これまでにかかったことのある病気で現在は治癒しているなどの既往歴、また現在通院していたり経過観察中の病
気や持病がある場合は必ずお申し出ください。

・既に抜ける寸前の歯が歯石によってまだ歯肉上に留まっていた場合、歯石を除去したことにより歯が脱落してしま
うことがあります。

・色素沈着、変色している歯は歯垢・歯石を除去してもし白くなりません。

・激しく抵抗する、身体に異常が観られるなど、それ以上の施術続行が不可能であると判断した場合は施術を中止し
ます。施術を全く行わなかったときは料金を請求致しません。半分程度施術を終えている場合は正規料金をご請求させて頂きます。